法雨抄

義犬塚

 境内の一角に「義犬塚(ぎけんづか)」が建立されました。小佐々市右衛門前親(あきちか)の愛犬華丸(はなまる)の顕彰塚(けんしょうづか)です。 前親(あきちか)は大村藩第三代藩主純信公(すみのぶこう)の...

生き方

 五歳の頃から書を始め、後に墨を用いた新たな芸術分野を開拓し、百三歳になった今も現役で活動を続けている水墨の芸術家篠田桃紅(しのだとうこう)さんはその自伝「百歳の力」の中で 「人の生き方は、なににおい...

見えない顔

 「各人がそれぞれ自己自身に最も遠い者である」とはドイツの哲学者ニーチェの格言で、この世で、最も見えにくいのは自分自身であるということです。 だから自分が本当は何も知らないと言う事を知っている人が、一...

一人じゃだめ

 サンデー毎日の阿木耀子の対談記事で、彼女はこう語っている。 「迷惑かけるも情けのうち」って母がよく言っていましたが、人間って持ちつ持たれつですものね。・・・・・ だからなるべく人に迷惑をかけるように...

彼岸の心

 長崎新聞の投書で栁澤朱音さんは「からだが不自由な人に出会ったら、親切なつもりで全てをしてあげていたが、相手はできるのに、自分がしたほうが早いと言う考えから勝手にしていたのではないか。それは本当にその...

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