本経寺とは

ご挨拶

本経寺は、長崎県で一番古い日蓮宗のお寺で、大村家の菩提寺であり、国指定の史跡にもなっております。又加藤清正公ゆかりの5山(五つの寺)の内の一つでもあります。

最近は信仰の形態も変化しつつありますが、昔から「寺小屋」と言って、寺は文化発信の中心でした。そこで大村法華の伝統を大事に、時世にも続く信仰の継続を図るべく、新たにいろんなことをこのホームページ等によって発信していきたいと思っています。

本経寺 住職 佐古 亮景

本経寺の起こり

本経寺 本堂正面
大村藩第18代大村純忠はキリシタン大名として有名であり、長崎開港の大恩人であるが、その信仰の故に長崎の要所を宣教師に解放してキリシタン禁止の要因を成した。その子第19代喜前は、父の信仰を受けながらも、幼少の頃は人質として他国に在ること多く、その為にキリシタンとの縁薄く、長じて後は加藤清正との親交を通じて法華経との縁が深く結ばれていた。

関ヶ原の役後、加藤清正の指導により英断を以てキリスト教を廃し日蓮宗に帰依した。喜前は菩提寺の建立を発願し、熊本本妙寺の法性院日真上人を開山にお願いした。
そこで日真上人は本瑞院日恵上人を大村に派遣し、慶長10年(1605)加藤清正の設計を得て工事を起こし、慶長13年(1608)間口9間、奥行き12間の大本堂を中心に七堂伽藍が完成した。

寺院概要

名称
宗派
開基
所在地
TEL / FAX
住職
萬歳山 本経寺
日蓮宗
1605年(慶長10年)
〒856-0822 長崎県大村市古町1-64
0957-53-5510 / 0957-52-5473
佐古 亮景

宗旨

宗祖
開宗
御本尊
題目
経典
総本山
日蓮大聖人(1222~1282)
建長5年(1253年)4月28日 鎌倉時代
久遠の本師釈迦牟尼仏
南無妙法蓮華経
妙法蓮華経(法華経)
身延山久遠寺(山梨県 南巨摩郡身延町)