法雨抄

免与同罪2021年06月01日

行きつけのお店と言うものは、特別に「なに・・」と言うことはなくても、
何となくおいしそうと感じさせる雰囲気を持っていて、
自分のおいしいと思える気持というスパイスが入店と同時にわいてくる。
そのおいしいと感じる背後にはおいしそうと感じる気持をつくる工夫がされていることを忘れてはならない。

長く気持ちよく暮らすにはおいしいものを作ること以上に「おいしそう」な状況を作ることが大事で、
これはお互いの家庭の食卓にも言えることではないだろうか。
とはナガオカケンメイ氏のアドバイスです。(長崎新聞生活のページより)

コロナ禍の最中であればなお一層心すべき言葉ではないでしょうか。

日蓮大聖人主君耳入此法門免与同罪事に曰く

酒もりも夜は一向いっこうとどめ給え。只女房ただにょうぼうと酒うち飲みてなんの不足か

令和3年6月1日 第759号「免与同罪」

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