2003年の法雨抄一覧

葦の髄から覗く

医学ジャーナリストの丸山寛之氏は「はしと関節炎」と題した、『健康歳時記』欄(長崎新聞)の中で朝日新聞の記事を紹介して曰く、 米国ボストン大学の研究グループは、無作為に選ばれた六十歳の北京市民二千五百六...

自分を責める子たち

 「長崎ぶらぶら節」の著者なかにし礼氏の「人生の黄金律 なかにし礼と華やぐ人々」の中の、黒柳徹子さんとの対談の中に、こんな対話がありました。黒柳ー子供ってみんな自分が悪い、自分がいけなかったんだって思...

病によりて道心起こる

 作家の五木寛之氏は朝日新聞のコラム欄で自分の体質のことを語って、 子供の頃から虚弱体質で、よく腺病質といういいかたをされ、すぐ扁桃腺がはれた。 大人になると、呼吸器系に変調を感じ、 中年以降は、片頭...

プラス暗示

 プレジデント9・15号で高畑好秀氏は暗示についてこんなことをいっています。 目標を掲げて公言し、自己暗示にかけ、自らにプレッシャーをかける、このプロセスを経て、北島介選手は世界水泳選手権大会の、10...

小を以って大を打つ

暑中お見舞い申しあげます。 先日の朝日新聞紙上、聖路加国際病院名誉院長の日野原重明さんと北里大学教授養老孟司さんとの対談の冒頭、日野原さんは こんな例から話しましょうか、ときりだしてこんなことをいって...

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