法雨抄

多様性2021年03月01日

森氏が発言したとき、
「周囲にいた1世代も2世代も若い人たちが、その発言を止めることもなくスルーして済ませてしまったことには、
悔しいというより、悲しい思いがします」
とは東京の中村さんの投書でした。

(朝日新聞)此の頃は多様性ということがよく言われますが、多様性とはあれもこれも何でも言いたいほぅだい、
やりたいほうだいということはではないでしょう。
一つの命題に対して、よりよい結果を導き出すために心を尽くして論じあうということではないでしょうか。

今月は彼岸会の月です。
その一週間の毎日にそれぞれ私たちが心がけるべき徳目が掲げられていますが、
要は「人としてのわきまえ」(中村さん)を磨きなさいということです。

日蓮大聖人崇峻天皇御書に曰く

教主釈尊の出世の本懐は、人の振舞にて候いけるぞ。

令和3年3月1日 第756号「多様性」

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