法雨抄

自分を肯定しよう

 世の中には「そのイヤリング全然似合わないから、やめたほうがいいよ」とはっきり言える人が存在する。なぜ彼は、そうした<真実の言葉>を平然と吐くことができるのだろうか? それは、彼が相手の存在を全面肯定...

私がいるから

  福島県の17歳の高校生斉藤さんは、自分が悪口を言われているのを聞いて、腹がたって、悲しく、落ち込んでいたとき、友達の一言に救われた経験をこんな風に述べていました。(朝日新聞の投書より) 愚痴を多く...

心法の修行

 世界のほとんどのことは思うようにはならない。でも思うようにはならないからと言って、放っておくことの出来ないことがある。其の場合、丹念に手入れしつつ、あとは自然の過程の中から何が出てくるのかを楽しみに...

心法の修行

今年が佳い年でありますようお祈り申しあげます。 ある時、沢庵禅師は、柳生但馬守の門前を通りかかり、太刀打ちの音を聞いて 「下手だな」と言ったひとりごとを聞きとがめられ、道場に引き込まれて、但馬守と立会...

葦の髄から覗く

医学ジャーナリストの丸山寛之氏は「はしと関節炎」と題した、『健康歳時記』欄(長崎新聞)の中で朝日新聞の記事を紹介して曰く、 米国ボストン大学の研究グループは、無作為に選ばれた六十歳の北京市民二千五百六...

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