法雨抄

自己反省2020年07月01日

明治六大教育家の一人といわれ、慶應義塾の創設者福沢諭吉は
「非常に重大なことから些細なことに至るまで、他人のはたらきにくちばしを入れたかったら、
試みに自分の身をそのはたらきの場所に置いて、自分ができるかどうか振り返ってみなければなりません」
とその語録の中に残しております。

コロナの蔓延で、私達は自分のことは棚に置いて、他人のやっていることには目をむいたりしたが、
自らの行動を反省することがなければ何にもならないと教えているのです。

日蓮大聖人持妙法華問答抄に曰く
高き岸の下に人ありて、登ることあたわざらんに、又岸の上に人ありて網を下ろして
この綱に取りつかばわれ岸の上に引き登さんと云わんに、
引く人の力を疑い、網の弱からんことを危ぶみて、手をおさめて是を取らざらんが如し。

令和2年7月1日 第748号「自己反省」

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