奉仕2012年12月01日
高校生の岡崎愛里さんはお母さんに、小遣いを餌に乗せられて、洗濯物の取り込みを引き受けたが、やってみると大変、お母さんお苦労を改めて知らされることになった。
小遣い稼ぎにはじめた仕事が、今は自分自身の大切な日常の一部になったという。愛里さんは
「私はこの仕事を始めて、誰かのために役に立てる喜びを知る事ができた」
という。(朝日新聞「声」若い世代)
この頃は、奉仕、奉仕ということがしきりに叫ばれています。
そのこと事態は尊いことですが、自分の勤めや仕事を誠実に果たすことをはじめとして、この誰かのために役に立ちたいという純粋な気持ちが「奉仕」ということの本来の心ではないでしょうか。
日蓮聖人 四条金吾殿御返事に曰く
お宮仕(みやつか)えを法華経とおぼしめせ
平成24年12月 「奉仕」 第657号