皆の幸せを2009年04月01日
余命いくばくもない松下幸之助氏に当時の副社長が最後にあったときの談話がある月刊誌に掲載されていたそうです。
「幸之助氏は会社の業績については全く触れず『松下電器の社員は幸せか』と尋ねたそうです。副社長は本人に死が迫っているときそういう質問ができるというのは本当にすごい、今頃の経営者でこんなセリフを言える人がいるだろうか」と。(長崎新聞・みんなのひろば・井手誠二氏投稿より)
この大きな「愛情」が松下幸之助氏をして「経営の神様」と言わせた要因ではなかったでしょうか。
どんな仕事でもその人だけのものではなく、みんなのものです。辛いことはみんなで支え合う大きな愛が今一番大事な時ではないでしょうか。
日蓮上人諌暁八幡鈔に曰く
一切衆生の一切の苦は悉くこれ日蓮一人の苦なり、と申すべし
平成21年4月1日 皆の幸せを