法雨抄

残暑お見舞申し上げます。2018年08月01日

星野富広は詠う(斎藤孝・心の琴線に触れる言葉より)

 支ささえられているから 立っていられる

 支えられているから がけ身体からだを乗り出せる

 支えられているから 見えない明日に夢をみられる

 綱渡 (つなわたりのような私の人生 あなたに支えられて生きている。

私たちは周りの人に助けられたり、助けたり、殊に家族というのは

お先祖様に助けられて、肩と肩とを寄せ合いながら生きているのです。

人という字は相より相たすけあっている姿、人間とは人と人との間柄あいだがら

に生かされていると言う姿でしょう。

 今月はお盆の月です。

 日蓮大聖人食物三徳之事に曰く

人に物をほどこせば我身わがみのたすけとなる。

たとえばひとのために火をともせば我がまえのあきらかなるがごとし。

平成30年8月1日 第725号「残暑お見舞申し上げます。」

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