異質に学ぶ2016年06月01日
人は皆孤独をおそれます。
でも・・・自分にあった人と一緒にいることがほとんどです。
それは一緒にいると楽しいからです。「類は友を呼ぶ」ように、自分と価値観が合う人を知らないうちに選んでいて、その中でその人にはない自分自身の何かで相手と向き合う事が自分らしく生きることだと思います。
これは、16歳の高校生K.Yさんの投書の一節です(長崎新聞・声若いひろば)
でもね、相手もまた自分自身の何かで向き合おうとしているのではないでしょうか。
価値観が合う人であっても、それぞれ異質のものを持っています。
その異質のものを嫌わないで、その良い点を学ぶ姿勢も大切ではありませんか。
そうしてお互い成長していくのだと思います。
日蓮大聖人祈祷抄に曰く
谷の池を不浄なりと嫌わば蓮(はちす)をとるべからず。
平成28年6月 「異質に学ぶ」 第699号