敗者への心遣い2013年12月01日
大相撲九州場所で稀勢の里が白鵬に勝ったとき、客席から万歳の声が上がりました。これに関して朝日新聞の投稿子木原さんは
「プロの真剣勝負だとは言え、負けた力士へのねぎらいや横綱への尊敬の念も大切なのではないでしょうか。礼儀を重んじる国技です。万歳の連呼よりも大きな拍手で祝ってあげる方が、お互いに気持ちいいと思います」
と綴っていました。
殊に一対一の競技においては、ましてや礼に始まって礼に終る競技においては、敗者への心遣いは大事です。相手のお陰で自分も強くなったのではないですか。
日蓮大聖人種々御振舞抄に曰く
日蓮が仏にならん第一の方人(かたうど)(味方)は景信(かげのぶ)、...兵左衛門尉(へいのさえもんのじょう)・守殿(こうどの)ましまさずば争(いかで)が法華経の行者とはなるべき。(景信などは日蓮の迫害者でした)
平成25年12月1日 敗者への心遣い