法雨抄

人をほめよう2017年05月10日

東日本大震災から6年、大臣の発言が物議をかもしておりますが、家を或いは事務所を流されながら復興に向けての立ち上がりには涙ぐましいものがありました。
大船渡地区でもRクラブの会員で弁当屋の会員は直ちに炊き出しをはじめた。
土木関係の会員はいち早く市内の道路を片付けて交通可能にした。
製菓業のSさんは『かもめの玉子』二十五万個を避難所に届けたと言う。
彼にはこんな処世訓があった、(ロータリーの友)

「人をほめて伸ばすのが大事、長所を伸ばせば欠点が見えなくなる。人前でほめるのがいい」と。

人のあら探しばかりしているように思える最近の風潮にそれは一服の清涼剤ではないでしょうか。

日蓮大聖人呵責謗法滅罪抄に曰く

日蓮よりも強盛ごうじょうなる御志どもありと聞こえ候はひとえ只事ただごとにあらず教主釈尊の各々おのおの御心みこころ入替いれかわらせ給うか

平成29年5月1日 「人をほめよう」 第710号

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