法雨抄

感謝2011年06月01日

 「二年生からは新しいのを履こうね」と古い上靴を捨てたところ、その夜長男は捨てたごみ箱の前で
「有難うございます」
と言いながら手を合わせていた。
「えらいね」とほめると
「この間なんか画びょうが刺さっていたんだよ」という。
「新しい靴にもよろしくお願いしますって言わなきゃね」と話すと
「うん」と大きくうなづいた。
 これは「靴に手を合わせた長男」という朝日新聞「ひと時」欄で春日井市小沢さんの披露したエピソードの要約です。
 物あまりで、すべてに感謝することを忘れてしまったように思われる時代に、こういう世代が育っていることは頼もしいかぎりであります。
 日蓮上人 四条書に曰く
 教主釈尊の出世の本懐(ほんがい)は人のふるまいにて候いけるぞ

平成23年6月1日 感謝

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