法雨抄

卒業2011年03月01日

三月は卒業式の月です。そして「おひがん」の月です。
  こんなコミックがありました。
  日本人は 風呂にはいるとき 着物をぬぐが
  西洋人は 風呂からあがる時 服を着る
  卒業と言うのは終わりではありません。
  服を着て、新たな世界へのスタートラインにつくことでもあります。
  そして、スタートするまでの間に心の準備をしなければなりません。その準備期間に「おひがん法要」があるのは仏様のみ心でしょうか。
  ひがん(彼岸)とは、理想の世界です。理想の世界をめざしてスタートする為に、心を練り、先祖様方のお力ぞえを願おうではありませんか。
  日蓮聖人松野殿御返事に曰く
  菩提心を発こす人は多けれども、退せずして実の道に入者は少なし

平成23年3月1日 卒業

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