法雨抄

心の栄養2008年08月01日

 暑中お見舞い申し上げます
くれぐれもご自愛下さい
 小倉の大学院生■須海さんは綴る。
 食事の場は家族のコミュニケーションの場であり、心の栄養補給の場でもあった。食べ物だけでなく会話を食べ、家族の愛情を味わっていた。
 この時に父から正しい箸の持ち方を習い、母からは上手に嫌いな食べ物にも挑戦する気持ちにさせられた。
 心が豊かになる食卓を、毎日囲んでいたのである。云々。(朝日新聞)
 心に栄養がないままに社会に放り出された人たちが、無法な非人間的事件を引き起こすのではないでしょうか。心の栄養の供給源は何といっても家庭です。殊に幼いころの基礎栄養の与え方はその人の人生に大きな影響を及ぼすでしょう。
日蓮大上人 四条金吾殿御返事に
「ただ心こそ大切なれ」と

平成20年8月1日 「心の栄養」

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